【体験談②】血便を痔だと思い込み4ヶ月。30代大腸がん発覚までの初期症状と腫瘍マーカーの数値

闘病記

本文

はじめに

「この記事は、大腸がんステージ3bと診断された私の体験談シリーズの第2回です。
 前回の記事(自己紹介とブログを始めた理由)はこちら」

今回は、私が大腸がんステージ3bと診断されるまでの経過について書きます。
最初にどんな症状があったのか、なぜすぐ病院に行かなかったのか、正直に残しておこうと思います。

同じような症状で不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。

この記事のあらすじ:

  • 2025年3月:腹痛と血便。「痔」だと思い込む。
  • 2025年4月・6月:病院で「腸炎」と診断される。
  • 2025年7月:激痛で夜間緊急受診。
  • 結果:腫瘍マーカーCEAが24。医師から「がんの可能性」を告げられる。

最初に感じた違和感

2025年3月ごろから、たまに腹痛を感じるようになりました。
同時に血便もありましたが、「痔かな」と軽く考えていました。

「おしりの痛みもあったため、切れ痔だと思い込んでいた」のを覚えています。


症状が続いた日々

このころから、腹痛とともに吐き気のような感覚も出てくるようになりました。
ただ、実際に下痢をすることもなく、吐くこともありませんでした。

「体調が悪いな」とは思いながらも、なんとか日常生活は送れていたため、深刻には考えていませんでした。

また、この頃からごはんを食べすぎるとお腹が痛くなるようになり、
次第に「食べること」自体が怖くなっていきました。


病院を受診したものの…

2025年4月、腹痛がひどくなり、妻にも「病院に行った方がいい」と言われて受診しました。

病院では、問診・聴診器での確認・お腹の触診が行われ、
診断は「腸炎」でした。

「やっぱり大したことなかったんだ」と少し安心したのを覚えています。


繰り返す症状と再受診

しかし、2025年6月になると、
腹痛や吐き気が良くなったり悪くなったりを繰り返すようになりました。

不安になり再度病院を受診しましたが、
このときも診断は同じく「腸炎」でした。



忘れられない夜


2025年7月、夜ご飯にホルモン鍋を食べたあと、
強い腹痛と吐き気に襲われました。

その日の夜8時頃から、トイレから動けなくなるほど苦しくなり、
どうすることもできず、ただ耐えるしかありませんでした。

「朝まで耐えて、明日病院に行こう」
そう思っていましたが――

あまりの様子に見かねた妻が、
夜間診療をしている勤務先の病院へ連れて行ってくれました。

時間は深夜0時頃だったと思います。


夜間受診後の検査

夜間診療で受診したあと、すぐに詳しい検査を受けることになりました。

CT検査、MRI検査、そして血液検査を行いました。

正直この時点では、「そこまで大きな病気ではないだろう」とどこかで思っていた部分もありました。


医師から伝えられたこと

検査の結果、医師から説明を受けました。

S状結腸に、大きな影のようなものがあるとのことでした。

さらに、血液検査の結果では、腫瘍マーカー(CEA)の数値が基準値を大きく上回っており、
私の場合は「CEAが24」ほどあったと説明されました。

その時、医師からは

「大腸がんの可能性があります」

とはっきり伝えられました。


そのときの気持ち

正直、頭が真っ白になりました。

「がん」という言葉はどこか他人事のように感じていたものだったので、
自分に向けて言われた瞬間、現実として受け止めることができませんでした。


内視鏡検査へ

その場で、後日あらためて内視鏡検査(大腸カメラ)を行う必要があると説明を受けました。

この検査で、はっきりとした診断がつくとのことでした。


今振り返って思うこと

最初の症状が出てから、この時点まで約4ヶ月。

「そのうち治るだろう」
「痔だろう」

そう思い込んでしまっていたことが、結果的に受診の遅れにつながっていたと思います。


同じような症状がある方へ

腹痛や血便は、つい軽く考えてしまいがちな症状かもしれません。

私自身もそうでした。

ですが、少しでも違和感が続く場合は、
早めにしっかり検査を受けることをおすすめします。


最後に(次回予告)

次回は、内視鏡検査を受けたときのことや、
実際に診断を受けたときのことを書こうと思います。

「続きの『内視鏡検査編』はこちら >」

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